これは良い本!! 受験を志した者は肚が決まる山本浩司「こんなにおもしろい!司法書士の仕事」

これは今読んでおいて良かった。

 

こんなにおもしろい司法書士の仕事
山本 浩司
中央経済社
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妻目線、WM目線では多少モヤる記述があるのものの、全体的を通じて若手司法書士、司法書士受験生への温かい気持ちがあふれていて、前向きに、司法書士やってみたい、やれるかも、と思えるようになる本だった。

 

仕事内容

山本氏の失敗談含めて仕事内容が書かれていて、リアル。イメージが持てる。

弁護士は戦争産業、司法書士は平和産業という表現が印象的。

個人的に、性格的には戦争産業のほうが向いていそうな気はするが、シュフ業と母業との兼ね合いを考えると、平和産業のほうがやり易いのかもしれないと思う。

 

山本氏の受験経験

  • 10月末に勉強を開始 期間6ヶ月間
  • 1日10時間×30日×6ヶ月=計1,800時間勉強した
  • 毎日4時起床 朝5時に開始 「午前中にハイペースで勉強」「お昼頃には日毎ノルマの10時間の大半を消化」

なるほどにゃー。

やれるかも / やれないかも

私はシュフ業と母業、そして継続中の事業も負っているので、「昼頃にはあらかたノルマをこなして」というやり方は、それならなんとかなりそうかも、と思える。ただ、そういわけなので、午後も数時間を勉強に取るというのはナカナカ難しそうではなる。

実際、今日も午後は請求書整理して、銀行に行って(有期の臨時事業なのでオンライン決済等々手配してない)、挨拶文を寄稿して、等々があるので、気は逸るが、まんまやるのはちょっと無理。

…と、そんなわけで、正月も含めて原則毎日勉強するというのもちょっと無理。

山本氏は正月実家帰省の際も、勉強に集中し甥っ子の声も一瞬聞こえないほどだったことを集中度を示す武勇伝(?)として挙げているが、残念ながら嫁業を営む者にとっては、そんなのほとんど不可能。義実家、子どもを放り出して打ち込もうモンなら、「即あの嫁は」評価だし、幸いにして温かく理解のある義実家だとして(うちの場合はたぶんそうなのだが)、最低でも根回しは必要なわけで。でもって、ウチの場合は、義実家より実家のほうが鬼門なワケで。

勉強開始時期的にも、ももももももしかしたら間に合う?という夢を見させてもらって有難い。

忘れちゃならない能力面・蓄積面

この勉強時間で合格できたのが「ただし山本氏に限る」だと意味ないわけで、念のため山本氏のプロフを確認してみると、

山本浩司氏プロフィール
  • 1960年生まれ(55歳)
  • 筑駒→東大法
  • 1999年司法書士資格を取得(39歳)
  • 大人の事情なのかこの本には固有名詞が出てこなかった気がするが、有名な受験基本書「オートマシステム」の著者、受験予備校Wセミナーの講師。

 

おっと筑駒、東大かぁ、というわけで、誰でもこのスケジュールでできると思ってはダメそうです。しかし目安にはなる。

 

業界の今後の展望

開業へのヒントも書かれていて、合格後にも開いてみることになりそうな本。士業過疎エリアでの開業のリスクと旨味にも触れてあるし、少子高齢化への視線もある。

 

良い本でした。人に勧められる。

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