釣りタイトルだけどちゃんとしてる【レビュー】【本】牛堂登紀雄 「日本脱出」

2012年に出た本。

日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない
午堂 登紀雄
あさ出版
売り上げランキング: 87,179

震災の話やら、放射能に対する大雑把な考え方も、賛成できるもので、個人的にキモチよく導入も読める。ただ、もちろんそういった内容は導入部にすぎないんだけど。

「危険を察知しているなら、なぜそのエリアから離れないのだろうか」「家族の命や健康よりも守りたいものがその土地にはあるのだろうか」ということです。
もし「持ち家があるから」「仕事があるから」という理由で、離れたくても離れないのだとしたら、これはとてもリスクが高い選択ではないでしょうか。
もちろん、個々人に事情はありますから、一概には言えません。ただ、私たちには本来、移動する自由があるはずです。(p24)

著者の方、個人投資家らしく、リスクを考量した遠回しな提言が続きました。

わたしも昨夜、NHKでやってた原発関連の番組を見ながら、もの思いしてたんですけども。
なんというか、そりゃあ当事者ならば筆舌に尽くしがたいような、様々な想いがあられるんだと思うんです。だけども、(中にはごく一部には)原発のリスクを説明されながらそれを軽視したり楽観視したりしながら原発を受け入れたかもしれないし、つゆ知らないままそこにそれがあった人もいるかもしれないし、何なら激しく反対したけれども推進の動きに屈する結果になった人もいるかもしれないし。いずれにせよ、あのような結果はもちろん望んでなかったと思いますが、危険がそこにある以上は備えをしなければならないし、危険が顕在化した時には、それに応じた行動を取らなければならないと思うんですよね。

自分でどうしようもできない人、思考停止してしまった人は、責任を他人に押し付けることしかできません。
企業が悪い、政府が悪い、社会が悪い…などと文句を言っても時間の無駄です。(p21)

…というわけで、「いつそれが起きるのか」の予測を詳しくしつつ、備えをしたい、というのが私の考えであり、この本の内容なワケです。

「それ」とは何か。
わたしが指しているのは、日本国経済の破綻…。
ギリシャと同じことが起こるかは判りませんが、国債の格付けが下がって大変なこと(?)になったり、年金が払われなくなったり。。。どちらも、今も既に少しずつ起きているので、楽観的に考えればこのまま茹でガエルなのかもしれませんが、どこかでバブルみたく弾けることが無いとは断言できないんじゃないかと思います。

 

私はこの先10年ぐらいで、何かオオゴトが起きるか、段階的に下がっていくんじゃないかなあと思っています。

 

その他、この本に書かれていることの覚書として、

  • オフショア…アメリカドル、スイスフラン、シンガポールドル、オーストラリアドル…HSBC
  • FXのレバレッジ1倍で外貨運用
  • 金(ゴールド)はなんだかんだ言って強い、もしくは都心部で賃貸に有利な不動産
  • 永住権はマレーシアが比較的安い(がそれでも50歳以下で1300万円)
  • 「大都市に住む魅力が相対的に低下してきた」

などなど。

<div class=”amazlet-box” style=”margin-bottom:0px;”><div class=”amazlet-image” style=”float:left;margin:0px 12px 1px 0px;”><a href=”http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860635264/5tanuko5-22/ref=nosim/&#8221; name=”amazletlink” target=”_blank”><img src=”http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DXx4x3K6L._SL160_.jpg&#8221; alt=”日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない” style=”border: none;” /></a></div><div class=”amazlet-info” style=”line-height:120%; margin-bottom: 10px”><div class=”amazlet-name” style=”margin-bottom:10px;line-height:120%”><a href=”http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860635264/5tanuko5-22/ref=nosim/&#8221; name=”amazletlink” target=”_blank”>日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない</a><div class=”amazlet-powered-date” style=”font-size:80%;margin-top:5px;line-height:120%”>posted with <a href=”http://www.amazlet.com/&#8221; title=”amazlet” target=”_blank”>amazlet</a> at 14.12.29</div></div><div class=”amazlet-detail”>午堂 登紀雄 <br />あさ出版 <br />売り上げランキング: 87,179<br /></div><div class=”amazlet-sub-info” style=”float: left;”><div class=”amazlet-link” style=”margin-top: 5px”><a href=”http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860635264/5tanuko5-22/ref=nosim/&#8221; name=”amazletlink” target=”_blank”>Amazon.co.jpで詳細を見る</a></div></div></div><div class=”amazlet-footer” style=”clear: left”></div></div>

著者の意見である(客観的情報ではない)部分が多く、悩める人には考え方のヒントになるかも。ゆえにだからこそ、実用書として、知りたいことがあるときに何度か取り出して読む、というタイプの本ではない。

 

…てな感じです。たぬ子でした~。

広告