医薬品ネット販売の規制ってどうなったんだっけ? 平成25年度の最高裁判例を点検

なんか話題になってる気がしたものの、当時は全然全然キャッチアップできてなかったのでした。
交通弱者・元ブラック社畜の立場からすると、危ういもんでなければ、医薬品もネットで買えるようになって欲しいもの。

 本判決で気をつけなければならないのは、本判決が一般用医薬品のネット販売等自体を禁止したことが無効であると判断したわけではないということです。
 (中略)少なくとも当面は医薬品のネット販売が認められることになりました。
http://www.global-law.gr.jp/legal/entry52/index.html
医薬品ネット販売の権利確認等請求事件(最高裁平成25年1月11日判決(平成24年(行ヒ)第279号))について
弁護士 谷岡俊英
平成25年1月28日更新

行政法総論の切り口で言うと、委任命令は、法律の委任の趣旨を逸脱・濫用してはならないところ、新薬事法に対応した新しい施行規則は、あるカテゴリーのお薬について、郵便等販売(←ネット販売はここに含まれると思われ)を一律に禁止するところは新薬事法の委任の範囲を逸脱しておりケシカラン(違法であり)無効。…ということのようです。

ただ、判断してない部分があり、法制化が予想されるので、とりあえず的な状況だからね、というのが、上に引用した弁護士さんの設問のようでござります。

余談だけど、厚労省の医療周りって、エンド(エンドユーザ、消費者、患者)よりも、業界(医師会、歯科医師会、薬剤師会?)に寄った行政を打ち出しがちな気がするんだけど気のせい?

以前、門外漢ながら厚労省の文書読んでみたんだけど、他の省庁(私がよく読んだことあるのは総務省、経産省、公正取引委員会などなど)と書きぶりが全然違ってて、法学部卒と言うより…って感じだったんだけど。

もっとも本件は、みだりにネット販売を認めると、誤用で大変になっちゃうことは想像されるので、慎重になるのも道理ではあります。

…てな感じです。たぬ子でした~。

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